【2025年最新版】災害避難時に持ち出す防災バックは約6割の人が準備していないという統計が!もしもの時にあなたは大丈夫ですか?

突然ですが、あなたは災害避難時に持ち出す非常袋・非常用持ち出し袋はご自宅に準備されていますか?

今年(2025年)は、台風の発生数が平年よりやや少ない見通しだそうですが、トカラ列島では1,000回を超える群発地震が発生したり、カムチャツカ半島沖の大きな地震で津波警報が出されたりと、自然災害のニュースは後を絶ちませんよね。

また、今年の夏は記録的な猛暑が長引くと言われていて、暑さの中で災害が起きる可能性も考えておく必要があります。

ところが、日本人の約6割が「災害用持ち出し袋を準備していない」という調査結果もあるんです。

毎年9月1日の防災の日を知らせるネットニュースやテレビ、防災アプリなどで台風や地震などの災害情報を目にするたびに

「そろそろ防災リュックを用意しておかなくちゃ」

と思いますよね。

さらに9月の防災月間に合わせて行政や企業では避難訓練や防災訓練を実施する機会を設けたり、生活雑貨店や小売店で防災セットを見かける機会が増えて、普段よりも災害時のことを意識しやすい時期でもあります。

でもいざ防災グッズを準備しようとしても、

「何をどれぐらい用意すればいいのかわからない」
「一式揃えるとけっこう高いしめんどう」

という風な理由から一歩を踏み出せず、後回しになってはいませんか?

必要なものは人それぞれ異なる

非常袋はペットやアレルギーの有無など、一人一人のライフスタイルに合わせて用意するものが異なります。

まずは万が一の事態に遭遇した時のために、自分には何が必要なのか考えることが大切です。

一緒に住んでいる家族やパートナーはいるのか、それとも一人暮らしか。

ペットやアレルギーの有無など、一人一人のライフスタイルに合わせて必要なものや用意するものは異なってきます。

まずは自力で持ち出せる量か把握するためにも、普段愛用しているものから少しずつ選り分ける事から始めてみるのも良いでしょう。

そこでよく耳にするのが「食料と水は最低でも3日分は必要」という言葉。

でも実は「ブラジャーやショーツといった下着類も3日分は用意しておいた方が良い」というのは知っていましたか?

とくに女性のバストは個人差が大きく、ほかのもので代用しづらいので、ブラジャー(ノンワイヤーブラ、ナイトブラ、ブラトップ、カップ付きインナーなど)はマスト。

具体的には、ブラジャー・ノーマルショーツ・サニタリーショーツをそれぞれ2~3枚程度、準備しておくと安心です。

避難所での生活を意識した下着選び

自宅以外での避難生活や断水でお洗濯できない状況を考えて洋服や下着を選びましょう。

大災害の発生時、公的な支援物資はすぐに届くとは限りません。ライフラインの復旧にも時間がかかる可能性を考えて、備蓄品として自分には何が必要なのかを意識するのが大切。

もし災害時に自宅で過ごすことが困難になった時には、学校や公民館などの避難所で一時的に避難生活を送る場合もあります。

ご家庭に非常食などの備蓄品や、ローリングストックの食品や飲料水を用意しているという人でも、ブラジャーやショーツといった下着類のことは忘れている人が多いそう。

防災セット・防災リュック(バッグ)の名前でショッピングセンターやホームセンターで見かけることも増えましたが、30点近くセットされている非常袋でも、女性用の生理用品類まで備えている非常持ち出し袋はそうありません。

さらに断水などの影響で、洗濯用の水を十分確保できない可能性もあります。

普段は生理用品に布ナプキンや吸収ショーツ、月経カップを利用している方も、使い捨てのナプキンを用意しておくのがベスト。

場合によっては衣類の洗濯ができない場合も考えられるので、おりものシート(パンティライナー)も準備しておけば、ショーツのお洗濯ができない状態だとしても衛生面を保つことができますよ。

そして、できれば洗濯した後に干しても下着だと分かりづらいデザインがおすすめ。

避難所に用いられる行政施設や学校の体育館などで過ごすことになることも考えると、普段愛用しているフリルや大きなリボンがついた「かわいいデザイン」や、Tバックやヒモショーツといった「セクシーなデザイン」は避けて用意した方が良いでしょう。

カラーも黒・グレー・ネイビーといった落ち着いた色で、シンプルな無地の柄を選ぶと防犯効果がより期待できます。

とはいえイチから買い揃えるのはちょっと・という場合は、新しい下着を買った時に古くなった下着を使い捨て用として非常袋に入れておく方法もありますよ。

また避難所として多く使われる公共施設では、スペースの都合上見ず知らずの人たちと雑魚寝をする・という事もままあります。

普段とは違う環境下ですし、なるべくノーブラは避けたいもの。

かといって日中の着用を念頭に作られた補正力の高いブラジャーやブラトップでは、眠っている時の寝返りなどで圧力がかかり、ワイヤーやカップが歪んで身体に傷をつけてしまうかもしれません。

できれば寝るときにも着られる苦しくないもので、できるだけつけ心地の楽な、ストレスフリーなタイプが理想です。

緊急事態下にそなえておくと安心

荷物は最小限でも必要なアイテムは最大限揃えたい。ポイントは「兼用できるかさばらないもの」

そこで注目したいのが、ノンワイヤータイプのブラジャーです。

ワイヤーが入っていないので防災バッグに畳んで収納してもかさばらないのも特徴の一つ。

ただし長期間の収納では他の荷物で圧迫されたりして型崩れを起こす場合もあるので、着用の前には必ずブラの状態をチェックしてから身につけてくださいね。

ブラジャーの正しいたたみ方はこちら

そして意外と忘がちなのが、先にも述べたような生理用品です。

避難先でたまたま自分の周期が来てしまったり、慣れない生活でのストレスや不安で急に月経(生理)が来てしまう事も......

そういったもしもの備えに、サニタリーショーツと使い捨てナプキンも防災バッグに入れておけば安心です。

また、もしナプキンが足りなくなった時や手に入らない時には、手近なもので簡易ナプキンが作れるのは知っていましたか?

ハンカチなどを使った簡易ナプキンの作り方は、東京都防災ホームページで紹介されているので参考にしてくださいね。

もしもマニュアル - 東京都防災ホームページ

さらに、避難生活となると洗濯機が使えないことも十分考えられるので、この機会に正しいブラやショーツの手洗い方法をおさらいしておくのもおすすめです。


ところでバストケア目的でナイトブラを愛用している人は多いですが、実は夜間の災害時にも強い味方になってくれるのは知っていましたか?

就寝時に普段から身につけていれば、夜中に避難が必要になった時に、慌ててブラジャーを身に着ける必要もなくなります。

また、かさばるのが嫌で非常持ち出し袋にブラジャーを入れていないという方も、普段から寝るときにナイトブラを身に着けておけば、バストケアと荷物を少し減らせる効果で、一石二鳥になるかも知れませんね。

aimerfeelのナイトブラは取り外しのできる薄型パットがついているタイプが多いので、いざという時はトップスの下にナイトブラだけでも大丈夫ですよ。

おすすめブラジャー

スクエアネックのノンワイヤーブラ

スクエアネック ノンワイヤー 単品ブラジャー

なめらかな肌触りと高いフィット感でやみつきになる着心地。ホックなしの被りタイプで敏感肌でも快適。肩紐やアンダーゴムが幅広でズレにくく安定感◎

ノンワイヤーブラの種類をもっと見たい方はこちら

低反発カップ×キャミのブラトップ

とろける ノンワイヤー ブラトップ

ストラップが調節できる綿混素材のリブ生地だから、肌着がなくてもOK。素肌になじむ、もっちり感がクセになる低反発カップを内臓したキャミブラ。

ブラトップの種類をもっと見たい方はこちら

昼夜兼用のシンプルなナイトブラ

楽フィット 夢ごこち ナイトブラ 単品ブラジャー

立体成型カップで締めつけず美バストをキープ。Tシャツにも響きにくいシンプル設計で、カラー展開も豊富。24時間着用OKだから、就寝や仕事中にも◎

空調が効かない場所でも快適に

エアリークール 夢ごこち ナイトブラ 単品ブラジャー

通気性バツグンの吸水速乾素材を使用したナイトブラ。汗をかいても乾きやすく、寝苦しい夜も快適。洗濯物が乾きにくい季節にもぴったりの一枚。

ナイトブラの種類をもっと見たい方はこちら

実店舗で自分に合うブラを探したい方はこちら

おすすめショーツ

シンプルかつシームレスなデザイン

シームレス プレーンショーツ

ウエストや足口がゴム不使用で締め付け感がなく、跡もつきにくい優しいはき心地が魅力。クロッチ部分は肌当たりのやさしい綿100%

シームレスショーツの種類をもっと見たい方はこちら

冬はもちろん、夏のクーラー対策にも

あったか保温 深ばき プレーンショーツ

やわらかく肌ざわりの良いあったかアクリルと、吸放湿性に優れたなめらかレーヨンを素材に使用。薄手でムレにくいので、温活にも最適。

プレーンショーツの種類をもっと見たい方はこちら

忘れがちなサニタリーショーツ

シンプル ベーシック プレーン サニタリーショーツ

透けにくくサラッとした生地に、装飾のないシンプルなデザイン。適度なフィット感で動きやすく、快適なはき心地。汚れが落ちやすい防水布を使用。

お腹をしめつけない 深ばき 綿混 サニタリーショーツ

ウエストゴム不使用で締めつけ感を軽減。伸縮性のあるやわらか素材と、冷えにくい深ばき丈でお腹とお尻をやさしく包みます。羽つきナプキン対応。

サニタリーショーツの種類をもっと見たい方はこちら

災害は、備えあれば憂いなし

せっかく準備した防災グッズや服の備えも、いざという時に使えないともったいない。中身の定期点検日として9月1日の「防災の日」はいかが?

せっかく準備した防災グッズや服の備えも、定期的に点検しておかないと、いざという時に使えないともったいないですよね。

  • 食料品の賞味期限が切れていないか
  • 懐中電灯やラジオの電池は切れていないか
  • 用意した下着のサイズが合っているかどうか

最低でも年に1回、できれば2回は中身のチェックをしておきたいところ。

そこで防災バッグの定期点検日としておすすめしたいのが、9月1日の「防災の日」

防災の日は、1923年9月1日に関東大震災と呼ばれる日本史上、最も大きな被害が発生した地震が起こったこと。
さらに9月は台風や大雨といった自然災害が多いことから、「災害に備えつつ知識を深めるため」に制定されました。

ほかにも、「防災用品点検の日」として3月1日、6月1日、9月1日、12月1日の年4回。
3ヶ月に1度、季節の変わり目に防災用品の状態を定期的に点検し、消費期限切れのものを交換したり、その季節に起こりやすい災害への備えを促すことを目的とした記念日もあります。

災害はいつ起こるかわかりません。
この機会に、ご家族・友人・職場の同僚と一緒に、防災セットについて話してみませんか?

具体的な防災セットの中身や災害時の対策については下記のサイトも参考にして、自分の生活に合ったものを準備してくださいね。

災害に対するご家庭での備え~これだけは準備しておこう!~ | 首相官邸ホームページ

災害時に命を守る一人一人の防災対策(政府広報オンライン)

環境省_人とペットの災害対策ガイドライン