(2023年10月30日更新)
バストは女性の象徴ともいえる部位。
美しい形に憧れたり、小さいバストに悩み、バストアップのためにあれこれ努力したり。
いつもよりちょっと胸元が開いたドレスを着るとドキドキしたり、あるいは男性の視線を気にしたり、時には邪魔に思うこともあったり。
バストは女性にとって大事な部位です。
そんなバストのことをアナタはどれくらい知っていますか?
今日は、バストの基礎を少しだけ知ってみましょう。
バストのことを知ることで、自分にあったエイジング対策を選ぶことができるようになります。
バストの部位・名称
- 乳頭
- いわゆる乳首のこと。
- 乳間
- 左右の乳頭の間。肩幅の半分くらいだと美しいバランスだといわれています。
- トップバスト
- バストの一番高い部分。
- アンダーバスト
- バストの一番低い部分。
※トップバストとアンダーバストの差でブラジャーのカップが決まります。 - バージスライン
- バストの底辺ラインのこと。
※バージスラインがはっきりしていると、バストが美しく見えます。
バスト(乳房)の構造
乳房の内部はほとんどが脂肪であり、皮膚ととても繊細なクーパー靭帯で支えられています。
このクーパー靭帯は一度伸びたら戻らないと言われています。
クーパー靭帯への負担がバストの垂れやハリがなくなることによる離れ乳の原因のひとつでもあるのです!
正しいサイズのブラジャーで乳房の重さやかかる負担を軽減し、クーパー靭帯の破壊を防ぐ事が下垂の防止になります!
正しいサイズのブラジャー選びの参考になる記事はこちら♡
→今着けているブラジャーのサイズは合っていますか?ブラの正しいサイズの測り方・着け方
美胸の掟♡ゴールデン・トライアングルとは?
ゴールデン・トライアングルとは、バストが一番きれいに見えるバランスのこと。
鎖骨の中心と胸のトップを結ぶ三角形が正三角形に近いものをゴールデン・トライアングルと呼びます。
このトライアングルは加齢、胸筋の衰えなど様々な要因から変化します。年齡や体型に合わせたブラジャーで美しいゴールデン・トライアングル作りを目指しましょう♡
あなたの胸は何タイプ?
実は、バストの分類はサイズだけではありません。
乳首の位置やバストの方向、身体のどのあたりにバストがあるかなど、お顔のようにバストにも人それぞれ個性があるのです。
さまざまなタイプの中から、本記事では代表的な5つのバストタイプを紹介します。
自身のバストタイプの特徴を知り、自分に合ったバストのエイジングケアや下着選びを目指しましょう。
- 皿型タイプ
見た目も薄く平面的な印象。
ボリューム感はありませんが、運動の際は揺れが少なく、下垂も起こりにくいタイプ。- 三角状タイプ
半球状の胸の上部分が直線的。
乳房のはじまりが不鮮明なタイプで日本人に多い。- 半球状タイプ
おわんを胸にのせたような奥行きのあるきれいな半球型。
丸みが美しく理想的なタイプ。- 垂体型タイプ
乳房が突き出てボリューム感のあるタイプ。
欧米人に多い。- 釣鐘型タイプ
非常にボリューム感があり、トップとアンダーの高低差が大きく下垂しやすい。
成長期のバストについて
初経前
(一般的に8歳頃~)
乳頭周囲がふくらみだします。ブラジャーをつけていないと、乳頭が目立ったり、こすれてかゆくなる事があります。
初経前のブラジャーの選び方
乳頭部を優しく保護するブラジャー
初経をむかえる頃
(一般的に11歳頃~)
バストのふくらみが横に広がってきます。ブラジャーをつけていないと、バストが揺れて痛み、動きにくさを感じることがあります。
初経をむかえる頃のブラジャーの選び方
圧迫せず、バストを守るスポーツブラや、ノンワイヤーブラジャー
初経の1年以上後
(一般的に15歳頃~)
バストが立体的に広がります。この時期に大人用のブラジャーをつけると、バストを押さえ込んだり、カップ上辺が浮いてフィットしないことがあります。
初経の1年以上後のブラジャーの選び方
バストを優しく支えるスポーツブラ、ノンワイヤーブラ、ワイヤー入りブラ
遅くても初経を迎えたらブラジャーをつけるようにしましょう。
成長期は、生地に伸縮性があって圧迫しすぎないものや、素材も綿などの肌に優しいものを選んでください。
ファーストブラや成長期ブラジャー選びの参考になる記事はこちら♡
→ブラの正しいサイズの測り方・着け方
→【2023年最新】ノンワイヤーブラのおすすめ11選!ラクして美胸が叶う!?今どきブラジャー
→ラクなのに美胸!?超人気の楽ちんブラジャー5大メリットを徹底解説!
進む胸のエイジング。段階に合わせた対策方法とは?
バストを含むボディのエイジングによる変化には3つのステップがあり、一度変化がすすむと前のステップへは戻りません。
どれだけ入念にケアをしてもエイジングによる変化は誰にでも訪れます。
自分は今どのステップでしょうか?
からだの変化や適切な下着を理解し、最大限のエイジングケアをしましょう!
エイジングステップ0
胸は立体的に丸く広がり、ヒップとウエストに差ができ、全体的にメリハリがある。
このステップに適切なブラジャーは、スポーツブラ、ノンワイヤーブラがおススメです。
大人用のブラジャーを着用すると、胸を抑えこんでしまったり、カップ上辺が浮くなどフィットしにくいいので、自分にあったバストメイクが難しいことがあります。
→【2023年最新】ノンワイヤーブラのおすすめ11選!ラクして美胸が叶う!?今どきブラジャー
エイジングステップ1
胸の肉が徐々に脇に逃げる。
上胸のボリュームが落ちるなど少しずつ体型が衰えていく。
このステップに適切なブラジャーは、脇高ブラ(カップサイドが通常より高い設計になったブラジャー)や、補整下着を意識したほうが良いでしょう。
→脇高ブラで脇肉がスッキリ!しかもバストアップするって本当?脇高ブラの口コミまとめ
→ビックリするほどバストが盛れるってホント!?噂の超盛ブラ(R)の口コミまとめ
エイジングステップ2
自身で感じるバストの下垂が始まる。
胸下部はたわみ、バージスラインが変化し、弾力性もなくなってくる。
このステップに適切なブラジャーは、脇への下垂に対応した前中心幅の広いものや、ストラップの長さがあるもの、またワイヤーサイズは大きいものを選び、ワイヤーの食い込みを防ぎましょう。
→オススメ!大人気の「盛れる、痛くなりにくい」脇高補整ブラジャーとは
エイジングステップ3
胸全体的にボリュームがなくなり、一層たわむ
胸が外と下に向かって流れる。
ウエスト、ヒップのメリハリがなくなり、寸胴になる。
このステップに適切なブラジャーは、肉質が柔らかくなるのでワイヤーがソフトなものや、生地の肌当たりがいいものを選びましょう。また、年齡に合った補整下着を選びましょう。
→ソフトワイヤーでラクなのに美胸!?超人気の楽ちんブラジャー5大メリットを徹底解説!
→オススメ!大人気の「盛れる、痛くなりにくい」脇高補整ブラジャーとは
一般的に、10代から徐々に大人の体へ近づき、20代中盤がいちばん美しいボディラインになります。30代から、自身で感じるバストの下垂が始まります。
ただし、エイジングや下垂には運動、体質、生活習慣その他様々な要因によりかなり個人差があります!
カラダを知る
いかがでしたか?
美しいカラダを保つには「知る」ことから。
特に胸の形のタイプや、エイジングに関してはブラジャーを選ぶ上でも重要なので、自分のタイプやエイジングの進行度はできるだけ把握しておきたいところ。
正しい知識を身につけて、カラダと、エイジングと上手に付き合っていきたいですね。
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